投稿日:2026年1月29日
最終更新日:2026年2月13日
農業カリキュラム集落営農新規就農支援プロ養成コース

亀岡オーガニックスクール日誌「第三期カリキュラム」

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WRITER 石川仁士
事務局長
初めまして。京都・亀岡にある「亀岡オーガニック農業スクール」事務局の石川と申します。今年で70歳になる、まだまだ現役の“オールドボーイ”です! 2024年4月に「株式会社オーガニックnico」へ入社し、まったくの未経験からオーガニック農業の世界へ飛び込みました。
亀岡オーガニックスクール日誌「第三期カリキュラム」

亀岡オーガニックスクール日誌「第三期カリキュラム」

【この記事のまとめ】
第3期を迎えるにあたり、これまでの経験を反映してカリキュラムを大幅に刷新。農業を「単なる栽培」ではなく「地域社会への参画」と捉え、新たに集落営農や地域特有の付き合い方を学ぶ講座を追加しました。また、第2期卒業生への農地配分も無事に完了し、実践的な就農支援が着実に進んでいる様子を報告します。

進化するカリキュラム|第3期に向けた「地域共生」の学び

今回の第3期講座では、1期・2期での気づきを活かしてカリキュラムをさらに進化させました。特に注力したのが、プロ養成コースに新設した「集落営農と農業を支える制度」です。
栽培技術がプロとして「食っていく」ための武器なら、地域の制度や人間関係の理解は「生き残る」ための盾と言えます。

栽培技術だけではない「農家の仲間入り」への道

実際に農業を始めるということは、その土地の「仲間」に入れてもらうこと。教科書には載っていない、しかし欠かすことのできない「地域での生活」がそこにはあります。

  • 農家組合や営農組合、自治会などの組織への理解
  • 農業用水路や公民館などの共有施設の清掃活動
  • 夏祭りや文化祭といった地域の伝統行事への参画

こうした「お付き合いのノウハウ」を教えることこそが、真の就農支援だと私たちは考えています。受講生と一緒に、スクールも常に成長し続けます。

第2期生4名の門出|公平な農地割り当てが完了

昨日、プロ農家として第一歩を踏み出す第2期生4名への農地割り当てが決定しました。

一人あたり約2反(約2,000平米)と、まずは身の丈に合った規模からのスタートです。驚いたのは、4人が互いの状況を思いやり、非常にスムーズに、かつ気持ちよく配分が決まったことです。彼らの間に育まれた「同志」としての絆を感じた瞬間でした。

卒業後も続く「二人三脚」の伴走支援

場所が決まれば、次は地主さんや地元の農家組合の役員さんへの挨拶回りです。

  • 地主さんへの丁寧な紹介と信頼構築
  • 地域ネットワークへのスムーズな橋渡し
  • 卒業後のトラブルや不安に対する側面支援

亀岡オーガニック農業スクールは、卒業式がゴールではありません。むしろそこからがスタート。地域の一員として彼らが根を張れるよう、これからも全力でアシストしていきます。