投稿日:2026年2月16日
最終更新日:2026年3月7日
オーガニックスクール 光合成 農学博士

オーガニックスクール日誌 「講義内容紹介(その6)座学⑨⑩」

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WRITER 石川仁士
事務局長
初めまして。京都・亀岡にある「亀岡オーガニック農業スクール」事務局の石川と申します。今年で70歳になる、まだまだ現役の“オールドボーイ”です! 2024年4月に「株式会社オーガニックnico」へ入社し、まったくの未経験からオーガニック農業の世界へ飛び込みました。
オーガニックスクール日誌 「講義内容紹介(その6)座学⑨⑩」

オーガニックスクール日誌 「講義内容紹介(その6)座学⑨⑩」

【この記事のまとめ】

オーガニックスクール日報(2/16号)では、座学⑨として「光合成」をテーマにした講義が行われました。講師は農学博士の米山氏で、学生時代に学んだ内容を、農業の視点から深く理解できる講義でした。
続いて行われたのが、10番目の講義です。

この回は特別講師として、日本農業株式会社代表の大西講師をお迎えしました。

座学その1「光合成」

令和7年4月5日。
オーガニックスクールの座学も順調に進み、第9講座目を迎えました。

この日の座学⑨のテーマは「光合成」です。

座学⑨「光合成」を学ぶ

光合成と聞くと、中学生や高校生の理科の授業を思い出す方も多いのではないでしょうか。
今回の講義では、その懐かしい光合成について、農業の基礎として改めて深く学びました。

講師は農学博士の米山氏
植物がどのように光を利用し、成長に必要なエネルギーを生み出しているのかを、図や理論を交えながら分かりやすく解説してくださいました。

学生時代には暗記で終わってしまいがちな光合成ですが、
農業の現場と結びつけて学ぶことで、作物づくりの根幹を支える重要な仕組みであることを実感できる内容でした。

米山仰さんの顔写真と、光合成を表す葉と太陽のイラストの紹介スライド

理想的な制御を知ることで施設栽培の環境制御を露地栽培に応用できることと、植物が水を最も吸い上げる時間帯が夜か昼かを示した説明スライド

講義では、図や資料を用いながら光合成の仕組みが丁寧に説明されました。
植物が光を受け取り、エネルギーを生み出し成長していく過程が、視覚的にも理解しやすい構成になっていました。

基礎知識を深める分かりやすい講義

中学生や高校生の頃に学んだ内容であっても、
農業の視点で改めて学ぶことで、光合成が作物づくりの土台となる重要な仕組みであることを実感できます。

  • 光と植物の関係
  • エネルギー循環の考え方
  • 農業と直結する基礎理論

これらを一つひとつ確認しながら進む講義は、とても分かりやすく、理解を深めることができました。

座学その2 特別講義

この回は特別講師として、日本農業株式会社代表の大西講師講師をお迎えしました。

とてもパワフルな社長さんで、教室全体にエネルギーが広がるような講義でした。
言葉一つひとつに現場で積み重ねてきた経験がにじみ出ており、聞いている側も自然と引き込まれていきます。

日本が自然資本に恵まれていること、土壌中に多様な微生物や生き物が生息して分解と循環を支えていること、そして一次産業の課題を説明したスライド

農業を単なる生産活動としてではなく、
「産業としてどう成長させ、どう未来につなげていくのか」という視点で語られる内容は、
これから農業に関わろうとする受講生にとって大きな刺激となりました。

講義中は、身ぶり手ぶりを交えながら熱心に話される姿が印象的で、
理論だけでなく「実際に動いてきた人の言葉」の重みを感じる時間でした。

持続可能で再生可能な未来社会に向けた正しい進化をテーマに、成長から定常化・持続可能性への移行、一次産業ベンチャーから六次産業への展開、社会に必要な事業づくりの重要性をまとめたスライド

光合成という基礎的な理論を学んだ後に、
実社会で農業を動かしている経営者の話を聞くことで、
知識と現実がつながる非常に学びの多い座学⑩となりました。